読書感想:マスカレード・ホテル(東野圭吾)

東野圭吾のマスカレード・ホテルを読んだので読書感想を記す

  • 通算22冊目の東野圭吾だったけど、やっぱり犯人を推理できなかったな…。
  • ネタバレ要素も含むので、続きは展開後に記します。

感想を箇条書きで

  • 別々の事件を同一犯に見せかけるって発想は無かったわ。あっぱれ!
  • 最後に部屋に駆け込んだところからの展開は、やっぱり面白かった。
  • ぜひぜひおすすめ。映画も気になるねぇ…。
  • ホテルって舞台、職業を知ることが出来た。ホント、いろんなお客様が来るのね。
  • ただちょっとだけ、本の展開にじれったさを感じた。
    • 途中の事件(目の不自由な老婦人、高校の教育実習生の仕返し)が冗長に感じられた。
    • 事件と関係ない(老婦人は結果として関係なくなかったが)割にページが進むのがもったいないと感じてしまう。
  • 残りページ数がわからないような方法があれば、自分なりに違う推理があったかも。

自分の推理1

  • 目の不自由な老婦人、最初から怪しすぎでしょ。
  • 理由として、手袋してるなんて、指紋が残らないようにする以外に理由が見当たらない。
  • 旦那の一人旅のための確認って件もすっきり来ないし。
  • ただ、事件を起こす動機は分からなかったから、その点においては、読み終えてから、さすがだな、と思った。

自分の推理2

  • 本の終盤に差し掛かると、これまでに出てきた人が犯人となるのが普通。(これは推理とは言えないが)
    • 終了直前に新しい登場人物が出てきて犯人だったとしたら、これまでの話はなんだったの?となるので。
  • 自分が犯人と推理したのは、老婦人か山岸さん。ただ、どっちも動機が見つからなかった。
    • その点は能勢さんを使って、ちゃんと捜査が進み、納得のいく理由が見つかり、一安心。
    • 最後に山岸さんがフロントロビーから消えた時、どっちが犯人だ?って興奮したよ。まじで。
    • 不特定多数を相手にしてると、どこで恨みを買ってるかなんてわからんもんね。

最後に

  • 自分の大学受験を思い出した(20年以上前だが)。新幹線乗って品プリへ。大冒険だったなぁ。
  • だけど、ホテルマンに憧れるような経験には出くわさなかった。
  • 電子書籍とかだと、自分がどのくらいまで読み進めてるのか隠す機能ってあるのかな?